スポーツ写真家推奨!野球撮影用カメラの選び方を解説

子どもの野球を、もっときれいに写真に残したい。

そう思って一眼カメラを調べ始めたものの、

「野球撮影には、どんなカメラを選べばいいの?」
「スマホでは物足りないけど、一眼カメラは種類が多すぎてわからない」
「Canon、Sony、Nikonなど、メーカーはどれがいいの?」
「カメラ本体とレンズ、どちらを重視すればいいの?」

と迷ってしまう方は多いと思います。

野球は、スポーツ撮影の中でも難易度が高い競技です。

ピッチャーが投げる瞬間、バッターが打つ瞬間、内野手がゴロをさばく瞬間、ランナーがスライディングする瞬間など、撮りたい場面は一瞬で過ぎていきます。

だからこそ、カメラ選びでは「人気のカメラだから」「価格が安いから」という理由だけで選ぶのではなく、野球撮影に必要な条件を満たしているかを見ることが大切です。

この記事では、スポーツの現場で写真・映像制作を行っている木村亮介が、野球撮影初心者の方に向けて、カメラ選びの基本をわかりやすく解説します。

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この記事では、次の内容を解説します。

・野球撮影用カメラを選ぶときの基本
・初心者が見るべき3つのポイント
・ファインダーが必要な理由
・連写性能の考え方
・カメラ本体の重さを考える理由
・カメラ選びとレンズ選びの関係
・カメラを買う前に知っておきたい注意点

これから子どもの野球を撮りたい方や、初めて一眼カメラを選ぶ方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

野球撮影用カメラを選ぶときの基本

球撮影用のカメラを選ぶときに、まず見ておきたいポイントは次の3つです。

・ファインダーがあること
・連写速度が10コマ/秒以上あること
・カメラ本体が軽いこと

この3つは、これから野球撮影を始めたい初心者の方にとって、かなり重要です。

もちろん、この条件を満たしていないカメラでも写真は撮れます。

ただ、野球のように動きが速く、撮影距離も遠くなりやすいスポーツでは、最初のカメラ選びを間違えると、

「選手を追いにくい」
「決定的な瞬間を逃しやすい」
「カメラとレンズが重くて持ち出さなくなる」

という悩みにつながりやすくなります。

それぞれ、順番に解説していきます。


① ファインダーがあるカメラを選ぶ

野球撮影では、ファインダーがあるカメラを選ぶのがおすすめです。

ファインダーとは、カメラを目元に当てて、撮影する範囲を確認するためののぞき窓のことです。

最近は、背面モニターだけで撮影できるカメラも多くあります。
スマホに慣れている方だと、モニターを見ながら撮る方が自然に感じるかもしれません。

ただ、野球撮影ではファインダーがある方が圧倒的に撮りやすいです。

理由は、次の通りです。

・明るい屋外でも見やすい
・カメラを顔に近づけることで構えが安定する
・選手の動きを追いやすい
・手ブレを抑えやすい
・撮影に集中しやすい

野球は、選手の動きが速く、ボールも小さいスポーツです。

背面モニターを見ながら手先だけで追いかけようとすると、動きについていけなかったり、構図が不安定になったりします。

ファインダーをのぞくことで、カメラと体が一体になり、選手の動きに合わせて体ごと追いやすくなります。

特に、ピッチャーの投球、バッターのスイング、ランナーの盗塁やスライディングなど、一瞬の動きを撮りたい場合は、ファインダーの有無が大きく影響します。


② 連写速度は10コマ/秒以上を目安にする

野球撮影では、連写性能も重要です。

連写とは、シャッターボタンを押し続けることで、写真を連続して撮影する機能のことです。

野球には、写真に残したい一瞬がたくさんあります。

たとえば、

・ピッチャーがボールを離す瞬間
・バッターがボールを打つ瞬間
・内野手が打球をさばく瞬間
・ランナーがスライディングする瞬間
・外野手がフライを捕る瞬間

こうした場面は、タイミングが少しズレるだけで写真の印象が大きく変わります。

もちろん、撮影技術でタイミングを合わせることも大切です。

ただ、初心者の方が最初から狙った瞬間を一発で撮るのは難しいです。
だからこそ、連写性能のあるカメラを選んでおくと、決定的な瞬間を残せる確率が上がります。

目安としては、1秒間に10コマ前後以上撮れるカメラがおすすめです。

10コマ/秒以上の連写ができるカメラであれば、ピッチングやバッティング、スライディングなどの一瞬を切り取りやすくなります。

③ カメラ本体は軽い方が扱いやすい

野球撮影では、カメラ本体の軽さも大切です。

理由は、野球撮影では望遠レンズを使うことが多いからです。

子どもの野球を撮る場合でも、撮影者と選手の距離は意外と遠くなります。

ベンチ横から撮る場合、ピッチャーやバッターは撮れても、外野手まではかなり距離があります。
スタンドやフェンス越しから撮る場合は、さらに距離が出ます。

そのため、野球撮影では300mm、400mm、場合によっては500mm以上の望遠レンズを使うことがあります。

望遠レンズはどうしても大きく、重くなりやすいです。

そこに重いカメラ本体を組み合わせると、長時間の撮影がかなり大変になります。

特に、子どもの試合を撮る保護者の方は、撮影だけをしているわけではありません。

応援をしたり、荷物を持ったり、移動したり、家族の予定に合わせて動いたりすることもあります。

だからこそ、最初の1台は、性能だけでなく軽くて持ち出しやすいことも重視した方が良いです。

目安としては、カメラ本体は500g前後以下だと扱いやすいです。

レンズと合わせても、できれば1.5kg前後に収まると、初心者の方でも持ち出しやすくなります。


野球撮影では、カメラ本体だけでなくレンズも大切

ここまでカメラ本体の選び方を解説してきましたが、野球撮影ではレンズ選びもとても重要です。

むしろ、野球撮影ではカメラ本体と同じくらい、どのレンズを使うかが大切です。

どれだけ高性能なカメラを使っても、レンズの焦点距離が足りなければ、選手を大きく写すことはできません。

たとえば、標準ズームレンズだけで野球を撮ろうとすると、

「ピントは合っているけど、選手が小さい」
「プレーの迫力が伝わらない」
「あとからトリミングすると画質が落ちる」

という悩みが出やすくなります。

野球撮影では、まず400mm前後まで使える望遠レンズを目安にすると、撮れる場面がかなり増えます。

外野手や遠くのプレーまでしっかり撮りたい場合は、500mm〜600mmクラスのレンズも候補になります。

カメラ選びとレンズ選びは、別々ではなくセットで考えることが大切です。


初心者がカメラ選びで失敗しないための考え方

初心者の方が野球撮影用カメラを選ぶときは、次の順番で考えるとわかりやすいです。


① まずは撮りたい場面を考える

最初に考えたいのは、自分がどんな写真を撮りたいのかです。

・ピッチャーやバッターを大きく撮りたい
・内野のプレーを撮りたい
・外野手も撮りたい
・ベンチの表情も残したい
・試合全体の雰囲気も撮りたい

撮りたい場面によって、必要なカメラやレンズの考え方は変わります。

まずは「どこから、誰を、どれくらい大きく撮りたいのか」をイメージしましょう。


② カメラ本体よりレンズ予算も残す

初めて一眼カメラを買うときは、ついカメラ本体に予算を使いたくなります。

もちろん、カメラ本体の性能も大切です。

ただ、野球撮影では望遠レンズが必要になるため、カメラ本体だけに予算を使い切ってしまうと、必要なレンズを買えなくなることがあります。

たとえば、少し上位のカメラ本体を選ぶよりも、軽くて扱いやすいカメラ本体にして、望遠レンズに予算を回した方が、実際の撮影では満足度が高くなることもあります。

野球撮影では、カメラ本体とレンズをセットで考えることが大切です。


③ 最初から高性能すぎる機材を選びすぎない

高性能なカメラやレンズは魅力的です。

ただ、これから野球撮影を始める初心者の方が、最初から重くて高額な機材を選ぶ必要はありません。

大切なのは、無理なく持ち出せて、撮影を続けられることです。

スポーツ写真は、実際に撮ってみることで上達します。

どれだけ良いカメラを買っても、重くて持ち出さなくなってしまえば、撮影の機会が減ってしまいます。

最初は、扱いやすい機材でたくさん撮る。
そのうえで、必要を感じたら上位機種や高性能レンズを検討する。

この順番の方が、初心者の方にはおすすめです。


ここまで、野球撮影用カメラを選ぶときの基本を解説してきました。

具体的なカメラ選びについては、メーカーごとに候補が変わります。

キヤノンのカメラで野球を撮りたい方は、EOS R10やEOS R7などが候補になります。
ソニーのカメラで野球を撮りたい方は、α6400やα6700などが候補になります。

それぞれの詳しい選び方やおすすめ機種については、別記事で解説しています。

・キヤノン一眼カメラの選び方とおすすめ機種
・ソニー一眼カメラの選び方とおすすめ機種

カメラ選びで迷っている方は、使いたいメーカーや予算に合わせて、あわせて読んでみてください。

良いカメラを買えば、野球写真はうまく撮れる?

カメラ選びは、野球撮影の大事な第一歩です。

ただ、良いカメラを買っただけで、すぐにかっこいい野球写真が撮れるわけではありません。

野球撮影では、次のような知識も必要になります。

・シャッタースピードの決め方
・ピントの合わせ方
・AFエリアの使い方
・連写の使い方
・撮影ポジションの考え方
・構図の作り方
・背景の整理
・暗い日や曇りの日の設定
・レンズの焦点距離の考え方

特に初心者の方は、

「カメラの性能が足りないのか」
「レンズが足りないのか」
「設定が合っていないのか」
「撮影位置が悪いのか」

を判断しにくいと思います。

だからこそ、カメラを選ぶ前後で、野球撮影の基本を知っておくことが大切です。

機材選びと撮影技術は、どちらか一方だけではなく、両方を順番に身につけていくことで、写真は確実に変わっていきます。


野球撮影をこれから始める方へ

カメラ選びは、野球撮影の大切な第一歩です。

ただ、実際に撮り始めると、

「ピントが合わない」
「選手が小さく写る」
「写真が暗くなる」
「どの設定で撮ればいいかわからない」

といった悩みが出てくる方も多いです。

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まとめ|野球撮影用カメラは「ファインダー・連写・軽さ」で選ぼう

野球撮影用のカメラを選ぶときは、次の3つを意識すると選びやすくなります。

・ファインダーがあること
・連写速度が10コマ/秒以上あること
・カメラ本体が軽いこと

野球は、動きが速く、撮影距離も遠くなりやすいスポーツです。

そのため、選手を追いやすく、決定的な瞬間を残しやすく、望遠レンズと組み合わせても扱いやすいカメラを選ぶことが大切です。

また、野球撮影ではカメラ本体だけでなく、レンズ選びも重要です。

カメラ本体に予算を使い切るのではなく、望遠レンズも含めて機材全体を考えるようにしましょう。

そして、せっかくカメラを用意するなら、機材選びだけで終わらず、撮影設定や撮り方の基本も一緒に学んでおくことをおすすめします。


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スポーツ写真を始めるうえで、最初に知っておきたい考え方をまとめています。

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