LABO. NOTE ハイライトラボ 公式ブログ

スポーツ写真家推奨!野球撮影用カメラの選び方を解説

うちの子が野球頑張ってるところを撮りたーい!

…って思ってるけど、
カメラってどれ使うのがいいの?
お店に行ったけどよくわからなかったのよねぇ…

そんな悩みにお答えします。

さて、今回は
野球の写真撮影向け
    一眼カメラの選び方
をテーマに解説していきます。

野球をひたむきに頑張る選手たちの
泥臭いプレーや表情。。。
ドラマチックでとても良いですよね!

ご自身のお子さまであれば、より一層
「記念に撮っておきたい!」
という意欲は高まると思います。

今しかない貴重なシーン…
「スマホのカメラじゃ物足りない!」
そう思い立ち、一眼カメラの購入を
考えている方も多いと思います。


ですが、一眼カメラって
どれを買ったら良いのか…
とーっても悩ましいですよね。


そんなカメラ初心者さん向けに、
野球の撮影を熟知した
弊社スポーツカメラマンが推奨する
カメラの選び方をお教えします。


この記事を最後まで読むと…
☑︎野球撮影用一眼カメラを選ぶポイント
☑︎野球撮影初心者にオススメのカメラ

がお分かりいただけます。
ぜひ、最後まで読んでみてください!

今回の内容、
「手っ取り早く結論だけ知りたい!」
という方はこちら↓

~選ぶポイント ~

☑︎ ファインダーが付いている
☑︎ 連写速度は10コマ/秒 以上
☑︎ 重さは500グラム以下

まず野球撮影デビューするなら、
この条件を満たしている
カメラを選ぶのがオススメ!

どうしてこういう条件なのか?
この条件に合ったオススメカメラは?

初心者さんでもわかりやすく
解説していきますね♪

↓動画で聞きたい方はこちら♪↓

野球用カメラの選定ポイント

野球の撮影に向いているカメラの条件は3つ。

お子さまのプレーをバッチリ撮る、
そのためには、まずこの条件を
理解して、間違いないカメラ選びをしましょう。


① ファインダーがある

ファインダーとは、
写真におさめる画角を
確認する「のぞき窓」のこと。


野球は動きが速いスポーツなので、
ファインダーがついているカメラで
被写体をしっかりと見ながら
シャッターを切ることが重要です。


ファインダーがついている場合は、
カメラと自身の体を一体にして
腰を回したり、しゃがんだりしながら
選手を追うことができます。


一方ファインダーが無いカメラだと
カメラの背中についている
液晶モニターを顔の前で見ながら
「手先だけで選手を追う」形になります。


この形だと撮影時に
手ブレが発生しやすく、
速い動きも追いかけにくいです。


最近はYouTubeやVlogなどの
動画撮影向け一眼カメラ
(“Vlogカム”と呼ばれてます)が
人気ですが、 これらの中には
持ち歩きやすさを重視するため
ファインダーが付いていないものがあります。


持ち歩きやすいのは良いことですが
プレーを綺麗にカッコよく撮れないと
一眼カメラに挑戦する意味がないですよね。


なので、
野球撮影向けにカメラを選ぶなら
「ファインダーがついているモデル」
から選びましょう。


②連写速度が秒間10コマ以上

一眼カメラには、
写真を連続かつ高速で撮る
連写機能があります。
(スマホのカメラにも付いていますね)


この連写の速さ、つまり
「1秒間に何コマ(何枚)の写真を
 連続で撮れるか」
という数字に注目しましょう。


野球の決定的瞬間、例えば
・ピッチャーがボールを投げる瞬間
・打者がバットでボールを打つ瞬間
・ランナーのスライディング


このような一瞬のシーンを捉えるには
カメラの連写速度が非常に重要です。


プロのカメラマンでも、
決定的瞬間を写真にするため
連写を使っています。
(撮影の技術でカバーするのが
難しい部分ってことです)


野球の場合、この連写速度は
10コマ(10枚) / 秒 以上
が望ましいです。


連写速度がこれより遅くても
野球の写真は撮ることができますが、 
先ほど例で挙げたような、
野球ならではの瞬間を撮れる確率は
やはり低くなってしまいます。


感動的・決定的な瞬間を撮りたい!
ということであれば、
連写速度にも注目しましょう。


③ カメラ本体が軽い

カメラ自体の軽さも重要ポイントです。


実は野球を撮る時には、
カメラだけでなく
使用する「レンズ」にも
いくつか条件があります。

その条件の1つとして、
数十メートル離れた選手を
撮ることができる
「望遠レンズ」であること。


一口に望遠レンズと言っても
いろんな種類があるのですが、
野球やサッカーなどの
屋外スポーツを具体的には
“焦点距離500mm以上”
が理想です。


で、この条件を満たす
レンズというのは、基本的に
大きくて重たいレンズになります。

重さでいうと、
ビギナー向けで700〜1,000グラム。
プロ用では3キロくらいのもあります(笑)


野球を撮るにはある程度
大きなレンズの使用は避けられません。

なので、レンズが重くなることを
あらかじめ想定し、
カメラ側はできるだけ
軽いものを選んだほうが良いのです。


カメラもレンズも
基本的には、高性能なものほど
高価になり、重さも増します。


ある程度上達した段階で
上級者向けのモデルに挑戦する
というなら良いのですが
「これからカメラデビューします!」
という段階なのであれば、
カメラの軽さに注目しましょう。


ということで、
カメラの重さの目安としては
500グラム以下が目安。
レンズも合わせて
1.5キログラム以下に抑えると
良いと思います。


条件にあったオススメカメラを紹介

野球撮影用カメラの選ぶポイントを3つ紹介しました。

この条件を満たすカメラを
「自分で探すのは不安…」
という方もいますよね。


なので次は野球撮影に
おすすめの一眼カメラを
具体的にご紹介します!


先ほどのポイントを満たしていて、
初心者さんでも購入しやすい
10万円台のモデルから選びました。


「これ使っておけば間違いないよ!」
という、プロもおすすめのカメラを
厳選しましたので
参考にしてみてください♪


キヤノン Canon EOS R10

優秀なカメラを
数々発売している大手メーカー、
Canonが2022年夏に発売したミラーレス一眼カメラです。

先ほど紹介したポイントを見てみると
・ファインダー あり
・連写速度 15コマ/秒
・本体重量 429グラム

バッチリクリアしていますね。
連写速度が非常に速く、野球だけでなく
スポーツ全般の撮影に活躍するモデルだと思います。

価格は132,000円(税込)です。
(ヨドバシ.comより)

ソニー SONY α6400 [ILCE-6400]

ミラーレス一眼カメラの技術が
世界トップクラスのソニー。
そんなソニーが開発したカメラです。


発売は2019年2月と、先ほどの
EOS R10よりは古いカメラですが
オートフォーカス機能(自動でピントを
合わせる機能)が非常に優秀で
人気が衰えないミラーレス一眼です。


チェックポイントを見てみましょう。
・ファインダー あり
・連写速度 11コマ/秒
・本体重量 403グラム


連写速度は11コマ/秒ということで
EOS R10より遅いのですが、
オートフォーカスが高速で優秀で
スポーツのような速い被写体でも
失敗しにくいカメラです。
(私自身も野球撮影のお仕事で
α6400を使っていました。)


価格は125,050円(税込)です。
(ヨドバシ.comより)




さて、ここまでオススメの
カメラを解説してきましたが、
実際、応援やサポートしながら
写真も撮るって、
かなり大変なんですよね。


練習試合とかならまだ良いのですが、
大きな大会・卒業前最後の試合など
大事なシーンで撮り逃してしまったら悲しいですよね。

「絶対綺麗に写真で残したい!」
そんな時は、ハイライトラボの
“出張撮影サービス”がオススメです。


プロに撮ってもらうって、
なんだかワクワクしますし
選手のモチベーションも
グンっと上がります!

大事な大会で
応援に集中できる、というのもGood。
普段は自分で撮って、ここ一番の時は
撮影をプロに頼む、というのが
これからの賢い選択かもしれません。


Highlight LABO. 出張スポーツ撮影

まとめ

いかがでしたか?
今回のお話は野球の写真撮影を
始めたいなら、カメラは...

☑︎ ファインダーつき
☑︎ 連写速度 10コマ/秒以上
☑︎ カメラの重さ 500グラム以下

のモデルから選ぶのがおすすめですよ!
というお話でした。


ポイントを満たしていないカメラでも
写真はもちろん撮ることはできます。


ただ、使いやすいものを
しっかり選んで使ったほうが
単純に、撮っていて楽しいですし
間違いなく上達が早いです。

「好きこそ物の上手なれ」
という言葉の通り
楽しみながらやることが1番。


目的にあったカメラを使って、
撮影を楽しみましょう!