今回は、ソニーのミラーレス一眼カメラα6400はスポーツ撮影初心者におすすめなのか?というテーマでお話ししようと思います。
結論から言うと、α6400は、野球、サッカー、ラグビーなど、スポーツのジャンルを問わず、これからスポーツ撮影を始めたいと思っている方におすすめの1台だと思っています。
ソニーα6400には、
・軽くてコンパクトなデザイン
・ピントの合わせやすさ(オートフォーカス性能)
・比較的抑えめな価格帯
といった、ビギナー向けの機能や特徴のバランスがいいんです。
僕は現在、スポーツの現場で写真・映像制作の仕事をしているのですが、スポーツ撮影を始めた頃はα6400も使っていました。
ということで今回は、ソニーのα6400がスポーツ撮影初心者の方に向いているのか、どんな特徴があるから良いのか、スポーツのフォトグラファー目線でポイントを解説していきます。


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スポーツ撮影におけるα6400の魅力って?
それでは今日のテーマ、
α6400についてのお話しをしていきます。
いろいろな魅力が詰まっているカメラですが、その中でもスポーツ撮影初心者の方にとって、「ここが良い!」というポイントを3つに絞りました。順番に紹介します。
(1) 圧倒的コンパクトさ
α6400は、ソニーや他のメーカーのミラーレス一眼カメラに比べて非常にコンパクトです。
一眼カメラは、カメラ本体にレンズを装着して撮影しますが、スポーツ撮影するときに使用するレンズは、基本的に「望遠レンズ」というジャンルの大型のレンズを使う必要があります。
これは、スポーツの撮影の場合は「撮る人(=自分)」と「撮られる人(=選手)」の距離が離れている場合がほとんどだからです。
この望遠レンズというジャンルのレンズは、レンズ本体が大きくて重いです。
なので、レンズを装着するカメラ本体側は、できるだけ軽い方が操作性が良く、使いやすいし疲れにくいです。
α6400本体の重量としては300g台。
これは、今販売されているミラーレス一眼カメラの中では、圧倒的に軽いです。
初心者の方や女性にも使いやすいコンパクトな設計は、スポーツ撮影向けカメラという目線でも魅力的です。
(2) オートフォーカス性能
続いて2つ目は、オートフォーカス性能が優秀な点です。
「オートフォーカス」というのは、簡単に言うと、撮りたいものにカメラが自動でピントを合わせてくれる機能です。
スポーツ撮影の場合は、選手たちの動きを追いかけて、シャッターチャンスを狙いながら、ピントもしっかりと合わせて撮る必要があります。
人物撮影や風景撮影と違って、ピント合わせが難しいのがスポーツ撮影。
でも、α6400のオートフォーカスはスポーツの分野でも十分戦えます。
理由は、α6400に搭載されている画像処理エンジンやAF制御の部分(要は、カメラの中の“脳”の部分)が優秀で、初心者向けの価格帯カメラでありながら、動く被写体にも強いモデルが搭載されています。
もちろん、ピント合わせは撮る人の技量も必要なのですが、その技量をサポートしてくれる性能を兼ね備えているのがα6400の強みです。
(3) モニターがチルト式
ミラーレスカメラには、背面側に液晶モニターが付いています。
通常、撮影する際はファインダー(覗き窓)に目を近づけて写っている範囲を確認して撮影しますが、写っている範囲は、この液晶モニターでも確認することができます。
この液晶モニターは動かすことができるのですが、可動方式の違いで、
・上下に向きを変えられるもの=チルト式
・横に開いて、上下左右に向きを変えられるもの
=バリアングル式
の2種類があります。(イラスト参照)

現在売られている一眼カメラは、右側の「バリアングル式」が主流なのですが、スポーツ撮影においては、僕個人としては「チルト式」が理想です。
理由は、低い位置や高い位置から撮る時に、モニターを自分の見やすい方向に瞬時に向けられるからです。
バリアングル式の場合、モニターを一旦横にパカっと開いてから自分の見やすい方向に向ける、という手順なので、1つ手間が多いんですね。一方、チルト式ならモニターの向きをダイレクトに変えられます。
「瞬時に」という点が特に大事で、一瞬を逃せないスポーツ撮影では、モニター方向を瞬時に切り替えられるのは、ポイントが高いです。
「ソニーのカメラだから」という利点も!
α6400の魅力をスポーツ撮影目線で紹介しましたが、もう1つ、「レンズの選びやすさ」という目線での魅力も紹介します。これはα6400の魅力というより、「ソニーのミラーレスカメラの魅力」です。
スポーツの撮影向けの望遠レンズは、人物や風景などの撮影に使われるレンズに比べると、実はそれほど種類が多くありません。なので、どこのメーカーも限られた選択肢の中から、性能・価格面含めて、自分に合ったレンズを探すことになります。
そんな中で、ソニーは他のメーカーと比べて、少し状況が違います。
ソニーのカメラ向けの望遠レンズは、他のメーカーに比べて種類が多いです。
これはなぜかというと、ソニーのカメラ向けのレンズを開発している会社がソニー以外にもあるからです。
シグマ・タムロンといった別のメーカーが、ソニーのカメラ向けのレンズで、かつ、ソニーが開発したレンズには無いような機能・特徴を搭載したものを開発し販売しています。(これらのレンズは“サードパーティーレンズ”と呼ばれています)
なので、スポーツ向けの望遠レンズを探す際、ソニーのカメラを使う前提なら、サードパーティーレンズも選択肢に入ってくるので、
・軽いレンズが使いたい
・いろんな範囲を撮れるレンズが欲しい
・価格を抑えたい
といった希望を叶えやすくなります。
なので、もしα6400を使うなら、いま紹介した「ソニーのカメラならではの恩恵」も受けられるんです。
気になる弱点は?デメリットも紹介
α6400の魅力を紹介してきました。スポーツカメラマン目線での魅力に絞ってお話ししたので、実際は他にももっと魅力的なところはたくさんあります。
その一方、スポーツ撮影目線での
デメリットもありますので紹介しておきましょう。
僕が思うデメリットは「3つ」あります。
(1) ボディ内手ぶれ補正機能がない
1つ目は「ボディ内手ぶれ補正」が付いていない点。
望遠レンズで遠くを拡大して撮影する時は、遠くを拡大している分、撮れる写真の手ブレの影響が目立ちやすくなります。
ただ、スポーツ撮影における「手ブレ」は、
・カメラとレンズの特性
・カメラ側の撮影条件の設定
・実際の撮影のやり方
この3つを正しく理解しコントロールできれば、十分抑えることができます。
カメラの手ぶれ補正に頼らなくても、知識があれば
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(2) ファインダーの位置
話を本題に戻しましょう。
デメリットの2つ目は、ファインダーの位置です。
α6400のファインダーは少し特殊で、本体の左側に少し寄って配置されています。
この点に使いにくさを感じる人はいるかもしれません。
冒頭でもお話しした通り、僕はスポーツ写真を始めた当初、このα6400を使っていました。
使い始めた頃、違和感があったか?と振り返ると、
僕は全く違和感を感じませんでした。
しかし、作品の幅を広げるために、ファインダーが本体中央にあるカメラを使い始めると、少し違和感を感じるようになりました。
カメラのファインダーは、基本的に中央についているモデルが多いです。なので、ファインダーが中央のカメラと、α6400を交互に使ったりすると、その時だけは使いづらさを感じることがありますね。
しかし、α6400だけを使っていた時期は、抵抗なく使用できていたので、まずα6400を買ってスポーツ撮影を始めたいという人には、そこまで重要な問題にはならないと思います。
(3) バッテリー持ちが悪い
最後は、バッテリー持ちがあまり良くない点です。
ソニーのカメラ用のバッテリーは、実は2種類販売されています。
容量が大きいタイプ(NP-FZ100)と、コンパクトサイズのカメラ向けの小さいタイプ(NP-FW50)があるんです。
α6400は、この2つのうち小さいタイプ(NP-FW50)を使用する設計のモデルです。
この小さい方のバッテリーだと、連写でスポーツ撮影していると、かなり早いペースで電池が消耗します。
スポーツ撮影時には、撮りたい一瞬を逃さないために「連続撮影(連写)」を使うことが多いのですが、電池の消耗が早いので、バッテリーの種類がスポーツ向けではないと思います。
α6400でのスポーツ撮影では、予備バッテリーを多めに持つ必要がでてきます。
予備バッテリーは、このようにバッテリー単体でも購入することができます。

まとめ
いかがでしたでしょうか。今回はスポーツ撮影目線でα6400の魅力を解説しました。
初心者向けモデルという位置付けであるものの、性能は優れているし、コンパクトで使いやすいです。
スポーツ撮影のスタートには、おすすめの1台だと思います。
スポーツ撮影は、カメラ選びも大切ですが、カメラを買ったあとに「どう使うか」も同じくらい大切です。
特にスポーツ写真では、
・どのレンズを選べばいいのか
・シャッタースピードをどう設定すればいいのか
・ピントをどう合わせればいいのか
・ブレや暗さをどう防げばいいのか
といったポイントを知っているだけで、撮れる写真が大きく変わります。
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それでは、楽しいスポーツフォトライフを!
